「2024年がんがら火祭り:池田市の夏を彩る伝統行事」
池田市の夏の風物詩、がんがら火祭りは今年も8月24日に開催される。
この祭りは地元の伝統と文化を祝う重要なイベントで、毎年多くの住民や観光客が集まる。
祭りの起源
がんがら火祭りは、1644年から「火難厄除け」と「家内安全」を願って始まったとされ、平成22年には府の無形民俗文化財にも指定されている。
今では地域コミュニティの絆を深めるとともに、伝統文化を次世代に伝えるための祭りとして地元住民に愛されている。
祭りの見どころ
池田のシンボル五月山に京都の送り火の如く、大一文字と大文字がともされる。
さくら通りをメインに市役所までの道のりを大松明を燃やしながら練り歩く。多松明はなんと重さ約100キロ、長さ約4メートルあるとのことで、その迫力には毎年驚かされる見物客も少なくない。
2本1組で「人」の文字に組んだ大松明2基を、八丁鉦や半鐘の音に合わせて約3キロの道のりを勇壮に練り歩く。
1組の大松明に15から20人が、火の粉をふせぐ人、大松明を支える刺股(さすまた)持ち、半鐘、御幣持ち、世話役など行う。
多松明が近づいてくると、八丁鉦と半鐘の音色が「あぁ。今年もがんがら火祭りが始まる!」と心踊らされる。大松明は19時30分頃に油かけ地蔵を出発し、20時15分頃にハローワーク、21時頃に市役所前に到着する。その後、22時頃に城山交差点に戻っていくが、市役所前がいちばん見物客も多く賑やかで見どころの一つ。
最後に
池田に住んでいると、がんがら火祭りは認知度も高く知っている人も多いだろう、と思っている人も多いはず。しかし、実はお隣の市の方にも認知されていないローカルなお祭りだった。
もっというと、池田市に引っ越してきて数年経つ方々にもあまり知られておらず驚いた。
この歴史あるがんがら祭りをもっとたくさんの人に知って欲しいし、見に来てほしい。
きっと大松明やそれを運ぶ人たち勇敢な姿に心奪わられること間違いない。
いつもとちょっと違った夏の終わりを感じたい方は、ぜひ池田市のがんがら祭りを見に来て欲しい。
いい思い出になること間違いない!
「知らんけど」